NTTデータは、エムティーアイが運営する交通情報総合アプリ「乗換MAPナビ」にAIを活用した近未来渋滞予測情報を提供し、2019年8月8日より近未来渋滞予測の実証実験を開始することを発表した。

実証実験概要

本実証実験では、Android版「乗換MAPナビ」内に無料で使用できる「渋滞予測」欄を設け、AIを活用した30分後と60分後の高速道路渋滞予測情報を表示する。

VICS(※1)による最新の道路状況を基にした精度の高い渋滞予測情報を5分間隔で確認できるため、ユーザーは渋滞を避けた快適なドライブを行うことが可能となる。
道路交通情報通信システムの略

同社は、本実証実験より有効性検証と市場ニーズの把握を行い、今後2020年度をめどに、近未来渋滞予測情報の提供範囲を一般道路まで拡大予定だ。

また、より多角的な情報(天気、自動車・携帯から送られる位置情報、施設の混雑状況、人の流れ、ユーザーの行動傾向等)をAIで分析することで、一人一人の好み・特性に合った最適なサービスの実現を目指すとしている。