GA technologies(GA テクノロジーズ)は2019年6月6日、家族の通勤利便性の最適物件をAIが提案する「BEST BASHO(ベスト場所)」システムを開発したと発表した。

AIが希望にあった物件を提案する住まい探し支援システム

「BEST BASHO」は、家族など複数人の通勤・通学駅からの移動時間をもとに最適な居住エリアをAIがレベルごとに色で明示し、そのエリア内で利用者の希望にあった物件を提案する住まい探し支援システムである。

また、BEST BASHOは、共働き夫婦や子育て家族はもちろん、習い事に通う人、実家へのアクセスが気になる人など、「移動時間」の観点からさまざまなニーズを持つ利用者のライフスタイルやライフプランに寄り添った住まい探しを手伝う。

利用法は、まず、家族の通勤・通学駅(目的地)と、希望価格、築年数、占有面積、許容徒歩分数を入力し、「検索」。

次に、移動時間ごとに色分けして、おすすめのエリアが表示される。利便性の高いエリアから、物件を吟味する。

そして、物件に関する質問、気になる物件の内見希望、リノベーションの相談などはRENOSYの不動産のプロフェッショナルが丁寧に説明する。

同社はこれまで、「透明性の高い不動産取引」を目指し、RENOSY(リノシー)サイトを中心にビッグデータを活用した価格推定や、犯罪率や人口動態などエリア毎の多様なデータの収集と可視化など、テクノロジーを活用し、家探しに役立つ様々な情報を提供してきた。今後は、AIを活用しお客様毎のニーズと物件データとを組み合わせ、ユーザーと物件のマッチングに力を入れていく予定としている。